よってこや
SINCE 1998.8
スープ:豚骨+鶏ガラ+野菜醤油味(濁っています)
麺 :中麺
| ラーメン |
やっと「よってこ屋」に出掛けてくることが出来ました。感涙)たかだというかラーメンを一杯食べるだけの為に駐車場に入れるのも勿体ないので、一本裏通りのパチンコ屋の横の歩道へ堂々と車を乗り上げて食べに出掛けて来ました。(^_^;)
まず驚いたのがそのファサード、いかにも金が掛かってまっせと言わんばかりのものものしいデザインで纏め上げられております。同様に店内もそこらのラーメン屋では出来ないほどの仕上がりを見せております。東京なんかでは美味しいと評判の店でも店舗デザインには拘って他店との差別化を図っておりますが、岡山では珍しい現象です。チェーン店化している「ありがとう」がその片鱗を見せているだけで、多くのチェーン店でさえまだまだ状況。(松系は別ね)唯一「商人」「せんや」が比較的小綺麗だけど差別化とまでは行っていません。これからの岡山のラーメン屋もファミリー・ユースの利用も考えて、そろそろ店舗デザインも考えても良いのじゃないかと改めて思いました。
さて、空いている店内、迷うことなく作業風景が一番見渡せるカウンターに陣取り、「堅め」と注文。麺は注文を受けたタイミングで個別に茹で上げているようで、纏めて一発勝負というがさつは無いようで一安心。玉笊で茹でられているものの丁寧に攪拌されており湯切りも気合いが入っており上出来。しかし、盛り付けが完了したものがカウンター越しに手渡していただけるものと信じておりましたが、わざわざ遠回りして店内係経由で運ばれてきたのにはいかにも「マニュアル」的で興ざめ。
丸く整形された豚バラの焼豚、もやし、シナチク、ネギを盛りつけられ豚骨醤油味に背脂を浮かせた様子は「いかにも」という出来上がりで、悪くはないけど画一的な印象で面白みを感じさせてくれません。取り敢えず縮れた中麺を啜ってみると滑らかさもほどほど、スープの絡みもそこそこで悪い印象は有りませんが、玉子をつなぎに使っているような歯触りはイマイチ良くない。ゴムのような印象といえば言い過ぎかも知れませんが、所詮チェーン店と思わせてしまうのは改良の余地が有るのではと思わされます。
スープもこの手のチェーン店にありがちなパターンで、一口目は美味しいと思わせてくれるのですが、3口目辺りからはその薄っぺらな味付け、化学調味料が鼻に付いてきます。この手の店の定番とも言える「唐辛子味噌」を加え、それでも飽きたら胡椒を追加するという食べ方で無事に完食致しました。そうそう、鶏ガラもブレンドされているそうですが私には豚ガラしか感じれませんでした。それでも豚臭さは良く抑えておりましたがガラの甘み、野菜の甘みの相乗効果でくどさも拒めませんでした。焼豚は炭焼きされているということで、それなりに香ばしさもあり柔らかさもジューシーさもありましたが、最後まで違和感が残るもの。根拠はないんだけど合成肉に炭焼き風味の調味液で仕上げられていると聞かされても驚きはしないと思います。ちなみにこういう仕上げ方ってあるのかな?つまらないながらもそこそこの味付けのシナチクは、缶詰の「味付けシナ
チク」を用いているようした。えぇ、目の前で缶を開けているのを目撃
致しましたからぁ。(笑)
最近のチェーン店は「不味い」という印象を見事に払拭し、新しい店舗イメージで「ラーメン通」相手ではなく、ごく普通の層を対象に成功してるのではないかと思います。(実際、これらの店より不味い専門店がいかに多いことか。)そこそこの味のレベルをキープしながらファーストフード
的な小綺麗で動線を考えて設計された店舗、専門店よりは幾分高めな値段設定ながら落ち着いた雰囲気は、デート客や家族連れのちょいとした「お出かけ気分」を見事に満たしているのではないかと思います。個人的にはCランク、味わいに深みが増してくれればすぐにでもBランクでしょうねぇ。
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