お 多 津
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2002年10月28日更新
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*3回/月程度しかラーメンの販売はしていないので要注意。
スープ:鶏ガラ+節系&海産物
麺 :中 麺
| ラーメン |
前回の「塩」の出来映えが素晴らしかっただけに期待も高まります。運ばれてきた面持ちは最近一連のイメージで岡山県内では他にお目に掛かれない様相でえぇ感じ。
取り敢えずスープの香り,麺をすくい上げた香りは前回の期待を裏切らない,色々な素材が混じり合って居るんだろうけどどれかが突出して居るんじゃなくて醤油と鶏脂のオブラートに優しくくるまれているような何とも言えない香り。いいねぇ,こういうのって。
前回の「塩」の時には違和感を感じなかった麺だけど,何故か今回は微妙に違和感が残る。滑らかじゃないのかな?歯触りや風味が問題なかっただけに際だって感じてしまったのかも知れないが,やはり嫌なものは嫌。
しかし,その麺を差し引いてもスープの出来映えは秀逸!「香り」の時に感じた様に素材が個性を主張するのではなく,譲り合って「旨味」だけを醸し出しているという状況。これは何年か前に「支那そばや@鵠沼」で以来の衝撃。こってり系の脂やコクで演出するガツンとは対極に位置するあっさり系の「旨味」で演出するガツンは素晴らしいとしか言いようが無い。
同じ和食職人である「商人@岡山」,やはり同じ和食職人である多或我さんが同じ鶏をモチーフにここまで対極的な完成品を仕上げるという面白いし,何より「斉藤@笠
岡」の味の再現から始まった彼のラーメンが2年半の試行錯誤の末,岡山県内はおろか東京でも食べる事の出来ない独自の鶏ガラあっさり醤油系の味,「多或我スタイル」と言い切るのになんの抵抗も感じさせない味を確立した事を心より祝福したい。
評価は「A」。
但し麺がいい方向に変われば「支那そばや@鵠沼」と同じ「AA」評価はいつでも差し上げられる。笠岡よりは岡山,岡山よりは東京で存分に評価されて欲しいと心より思います。
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