くじら軒
SINCE 1998.8



1999年8月1日更新



・独断と偏見

スープ:鶏ガラ+鰹・いりこ+昆布+醤油(澄んでいます)

麺   :細麺

支那そば

 地下鉄駅で「センター北」の料金を確認した瞬間、横浜からこんな にも遠い場所なのかと驚き!実に30分近く地下鉄に揺られており ました。おまけに降りた場所は賑やかな駅前というイメージとは裏 腹な寂しさ。まさに「郊外」といったイメージ。
 こんな場所で店を探していて迷子になるだけならともかく、「親父 狩り」に合っては大変と、早速、タクシー乗り場に出掛けました。 ここで失敗!タクシーに乗り込んでしまい「くじら軒」といえば、 運転手も断れなかっただろうに、乗り込まずに聞いたものだから適 当に場所を教えてくれたら、「歩いていけるから」とむげにドアを 閉められてしまった。うぐっ、、、基本料金内でも乗せたれよ、親 父!(;_;)
 行列を目印にとぼとぼ歩いてみるが、どこにも行列も人だかりも見 あたらない。あぁ、やはりこのまま迷子になって「親父狩り」に合 ってしまうのだと泣き出そうとした矢先、小さな子供を連れた一組 の夫婦が目に飛び込んできました。あぁ、この人たちは何をしてい るんだろうと店の中を覗き込んでみると、ラーメン屋、看板見ると 見事に「くじら軒」!どっぷり陽も暮れたPM7:50,無事到着。 並ぶこと3分で無事にカウンターへ着席。隣近所の囁き声を総合す ると、今回の様に行列せずに食べられるのは非常に珍しいとのこと。 らっきーかもしれんと一人心の中で気をよくしておりました。
 取り敢えずご用聞きの彼女に支那そば、小ご飯、冷酒注文。しかし、 冷酒は品切れと親父自ら宣告頂きました。がぁ、暫くすると、小さ なグラスに一杯、これも親父自ら「少ないけど良かったら飲んで」 と冷酒を持って来てくれました。これによりさきほど感じた「らっ きーかもしれん」という予感は「らっきーである」とういう実感に 変わりました。親父も「いい人」かもしれん。(笑)
 調理風景を眺めていると、親父はスープにつきっきり。作業も丼に スープを注ぐだけで、後はスープ寸胴のメンテを致しておりました。 麺茹で、盛りつけと完全な分業。麺は玉笊で茹でられており、専門 のお兄ちゃんがなかなか真剣に茹でられておりましたが、湯切りが イマイチ。でもぉ、美味しければ問題無いのよねぇ。 さてぇ、カウンター越しに出された支那そばは「あっさり」をイメ ージしていた私には驚くばかりの脂の量。そういえば、仕上げの前 に親父が急須のような物で何かを丼に流し込んでいたが、それが正 体か?焼豚、ナルト、海苔、ほうれん草と盛りつけられ、澄んだス ープの中に細麺が沈んでおります。
 麺を啜るとスープとの絡みはそこそこ、特に何も注文付けなかった 麺の茹で上がりは結構堅めであるが、個人的にはもう少し堅めが好 み。歯触り、味とも良好だが違和感が残る。これは馴れた「天神そ ば@岡山」「百万両@水島」のイメージが残っているからだろう。
 良く透き通ったスープは鶏がらべーすで溶かした豚背脂を後付で加 えているような感じです。臭みもなく、妙な甘みも無い。鰹+いり このひかえめな味、醤油のきりっと味付けは良好。確かに美味しい。 焼豚は肩ロース辺りか、、、柔らかくジューシーに仕上げられてい るがここも角煮のスライスよう。
 しかし、ここもこれが本当に「全国区」?というのが正直な感想。 これで良ければ「らーめん屋敷@倉敷」「坂本@笠岡」辺りでも充 分通用するんじゃないのって感じです。



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