一 嘉
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1999年03月31日更新




・独断と偏見

スープ: 豚骨+鶏ガラ(澄んでいます)

麺   : 中麺

醤油ラーメン

まず入店したのがPM0:30、店内に客は3人だけ。しかもその 内二人はラーメンを食べていない。一人は豚カツ定食、もう一人は なにやら丼物のようです。残る一人だけが「ラーメン定食」の様な 物を食べているという凄まじさで、今後の成り行きを考えると「リ ング最終章」を見ているよりドキドキしてしまいました。
取り敢えずビールと唐揚げ&餃子を注文しましたが、出されてきた 唐揚げを見ると、今は無きジャイアント馬場に16文キックをされ たらこんな感じで頭がクラクラするのであろうと思われるほどの代 物で、からっと揚がってなんぼの唐揚げはずっしりと鉛でも含んで いるのではないかという重厚なしっとり感を皿から2メートル離れ ても分かるぐらいの迫力で湛えておりました。 その後運ばれてきた餃子も、唐揚げに引けを取らないなかなかの強 者で、水餃子が皿に盛られて運ばれてきたのではないかというふに ゃふにゃ感で、気分はまるで乳幼児の離乳食を頂いているようでし た。
さすがの私もここまでラーメン屋でびびらされたことはありません ので、すっかり気構えも出来てしまいこの後どの様なラーメンが運 ばれてこようが少々では驚かないぞと言う気持ちの反面、今までの はこれから先の伏線に過ぎないのではないかという恐怖の入り交じ った複雑な気持ちで時が経つのを待ちました。
出されたラーメンを見るより先にその丼に目が奪われてしまいまし た。なんと、なんと、この丼は笠岡の名店「あっちっち」「らーめ んや」と同じ丼では御座いませんか。恐ろしい、恐ろしい、ラーメ ン業界でもリングが流行っているのでしょうか。「半年以内にこの 丼を使用したラーメン屋2軒オープンしないと、あなたは死んでし まう。」その後、このラーメン丼だけが呪いの姿形を変えて岡山県 内に増殖し、蔓延してしまう、、、、、たかがラーメン一杯がなん でこんなに怖いんじゃ〜〜〜っ!!
勝手に盛り上がってしまいましたが、運ばれてきたラーメンはなか なか普通の面持ちのラーメンでした。かなり濃いめの醤油色のスー プに焼豚(バラ1+モモ2)、シナチク、ネギといった盛り合わせ で、特に特色はないけどスープがなみなみと注がれているのは好感 が持てました。
食べてみると麺にスープは絡んでこないけど、堅めで頼んだ麺は百 万両本店の出来のいい時を思わせる仕上がり、何て事は間違っても ないことは誰が食べても確実という凡庸さで、どこぞの定食屋のラ ーメンを食べていると思えばさして怒りも湧いてこない。そうです ねぇ、ここのメニュー構成も定食に半分以上力を入れておりますの でこの程度でいいんでしょう。 ただぁ、焼豚は醤油辛いけど他の物に比べればまだ美味しい。これ は喜ぶところなのか悲しむところなのか、これを読んだ皆さまに判 断を任せたいと思います。
う〜〜〜みぃ、このスープに野菜の甘みを足せば「道」のラーメン になってしまいそうですねぇ。ということはぁ、ここも「道」もイ ンスタントをベースに手を加えているのでしょうか。



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