荒 重
SINCE 1998.8
1999年05月31日更新
スープ: 鶏ガラ+豚背脂+鰹+醤油味(ちょっと濁っています)
麺 : 中麺
| ラーメン |
GW明け、初めてのラーメンと言うことで出掛けて参りました。岡
山方面から岡山西署、「松の助」を通過し色の剥げ落ちた相撲取り
の絵、古びたバスがいささかラーメン屋のイメージとは違いますが、
それ故、この「荒重」の視覚的なアイデンティティーとなっていま
す。
到着時刻はPM7:00きっちり、駐車場に車もなければ店内に人
が居るわけがありません。客は私のみ。店内の一角を占める「新幹
線」と思しきシートを用いられたテーブル席が目を引き、そこに座
りました。 オババ、ネェチャンが厨房を仕切っており、親父はウロウロしてい
るものの厨房に入る気配はありません。店内はまぁ、常識程度には
清掃、片づけされていて不快感を感じるようなものではありません。
取り敢えず注文を取りに来てくれたネェチャンに「堅め+酒」を注
文し、「お品書き」を眺めていると、要旨としてはラーメンに関わ
る全ての物(麺も含めて)を自店で作って客に提供して初めてラー
メン屋であり、県内多くのラーメン屋は「ラーメン屋」と語りなが
ら、その実、ラーメン屋ではないと拙い文章で書かれており、その
強気な姿勢に自分に似たものを感じ共感を感じました。(笑)
また、豚骨をベースにハチミツと数種類の野菜うんぬんという下り
には、思わず「松系」を思いだし、腰が引けてしまいそうになりま
した。
さて出された物は、見た目は典型的な「岡山豚骨醤油味」です。焼
豚も大きさは大きいけど、薄くて私の好みではありません。おまけ
に「豚顔」のナルトには辟易します。 それでも美味しければ問題ないので一口麺を啜ってみると、スープ
との絡みはそこそこ良いが、「堅め」と頼んだ麺の頼りなさには不
満があります。プツプツ感は有りますが、「芯の通った」(抽象的
ですいません)歯触りにはほど遠い物があります。スープはインパ
クトのない「松系」と言っても過言で御座いません。しかし、特別
美味しくも不味くもない割には「辟易」してしまう「松系」と比べ
て、印象は遙かに良い。一般受けの為に甘辛く味付けされた「松系」、
それに対してあくまでも素材のシンプルさで勝負していると言えば
いいのでしょうか。 「良心的」という言葉が脳裏をかすめました。べらべらの焼豚、シ
ナチクはあんなもんでしょう。それでも「松の助」で食べるのなら
こちらを私は食べます。 何やらインパクトの強さが有ればもっといいはずです。
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