阿知ラーメン
SINCE 1998.8
1999年6月30日更新
スープ:鶏ガラ+昆布・野菜+醤油(濁っています)
麺 :中麺
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| ラーメン |
タウンページで見つ けた「阿知ラーメン」に出掛けて来ました。
住所からすると駅前界隈と思うのですが、私の土地勘にはこの店が
インプットされていない。ということでぇ、表通りから一歩奥に入
ったところに有ると予想を立てて、車を走らせるとダイエーの裏辺
りに喫茶店風の外観にも関わらず大胆に「中華そば」の暖簾を掲げ
る店を発見。 しかし、どこにも屋号はおろかそれらしいものを掲げておりません。
仕方なく携帯で電話したら、やはりこの店に間違いないと言うこと
でダイエーの駐車場に車をぶちこんで出掛けて来ました。
店内にはマスター(親父と言うよりはこちらの方が似つかわしい)
と、常連客と思われるめげたようなおじさんとオババが2名。昼前
でこれで本当に大丈夫かと思いますが、どうやら昔ながらの常連が
居るようでそれは心配が無さそうでした。 取り敢えず店内は今まで経験もしたことがないほど汚いです。ビー
ルを注文して一緒に運ばれてきたグラスでさえ、使うのを躊躇わさ
れるほどの物です。勿論、カウンターに据えられている胡椒なんて
手で持つのも躊躇います。
何より驚かされたのは、壁に貼られた薄汚れたメニューに書かれて
いた「中華そば 300円(!)」というお品書きでしょうか。い
んやぁ、正直、どれほど汚かろうが、不味かろうがこの金額は今ま
で体験したことがありません。何年か前の「百万両」「丸福」「ら
ーめん屋敷」でさえ当時、「350円」でしたから、今日の時点で
「300円」というのは、いくら倉敷といえど安いですねぇ。当然、
店構え、店内と併せて考えればまともな物が出てくる方がおかしい。
取り敢えずビール(中瓶 500円 付き出しに結構大きな奴が付
いてきました)を飲みながら、「中華そば(堅め)」の制作過程を
眺めていると、麺は寸胴で泳がされていたものの、丼に注がれた醤
油ダレの後に市販のチューブ入りのラードを入れているのは衝撃!
スープが張られた後に甘い湯切りがされた麺が投入されると、目の
前でパックの封を切られたシナチクが盛られていきます。正直、い
やぁ、300円、凄い物だ!と感心させられてしまいました。肩ロ
ース思しき焼豚、少量のワカメ、蒲鉾(これはいいかもしれん)、
ネギが盛られて私の前にやっと運ばれてきました。
しかし、ここまで期待はずれのラーメンですがその面持ちはなかな
かいけているではありませんか。正直、驚きました。中太麺は堅め
ながらモチャモチャとした歯触りはよくありませんが、味自体はさ
して問題はなく、スープとの絡みもなかなかだし、あれだけ手間取
っていた盛り付けの割には熱い。 ドロドロに摂られた鶏ガラスープは若干野菜の苦みは残る物の、3
00円という値段を考えれば上出来としか言いようがありません。
この辺りの心理的なずれは、「ラーメン大統領」が450円であれ
ば、もっと評価が変わると言えば分かって頂けるでしょうか。
今なお残る「倉敷の良心」と言えば言い過ぎかも知れませんが、是
非とも一度は食べておく価値のある物だと確信致しております。
・皆様からのご意見